【イベントレポート】せとかわデニムサンクスマルシェ（マルシェ編）

“倉庫に眠るデニムのB反を活用してかわいいデニム小物を作る”をミッションに、1年以上活動してきた「せとかわデニムプロジェクト」（通称デニプロ）。私たちの活動は「せとかわデニムサンクスマルシェ」（5/30~6/7開催)をもってフィナーレを迎えました。

今回から複数回に分けて、「せとかわデニムサンクスマルシェ」がどのようなイベントだったのかをお伝えします。

このイベントのはじまり

わたしたちは「せとかわデニムプロジェクト」で ”デニムを通じて人と人が出会う場所をつくりたい” という思いを込めて「瀬戸内デニムピクニックシート」を作りました。春になったらこのピクニックシートの上で、プロジェクトを通じて出会った方が集う瀬戸内デニムピクニックや、マルシェ出展を行う予定でした。

ところが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で全国のイベントが中止に。

それでもやっぱり思い描いてたあの景色を作りたくて、「せとかわデニムサンクスマルシェ」というオンラインイベントを行うことにしました。

「せとかわデニムサンクスマルシェ」とは？

「せとかわデニムサンクスマルシェ」は、＜オンラインマルシェ＞と＜トークイベント＞の2つの楽しみ方ができるオンラインイベントです。

イベントのテーマは「瀬戸内デニムピクニック」、そして「ありがとうのその先」。オンラインでありながら、まるで誰かと集まってピクニックをするようなわくわく感と新しい出会いがあること。このプロジェクトを通してご縁を頂いた人たちに感謝を伝え、さらに私たちに関わってくださった方達同士が繋るきっかけをつくること。これらを実現するために、イベントの内容を考えました。

今回は＜オンラインマルシェ＞と＜トークイベント＞のうち、＜オンラインマルシェ＞についてお届けします。

オンラインマルシェ

デニムの生産者さん、プロジェクトメンバー、瀬戸内のお店や人が集うオンラインマルシェを開催しました。ピクニックが楽しくなるアイテムやデニム雑貨をはじめ、お菓子やアクセサリーなど15店舗、約70点のアイテムが集まりました。9日の開催期間中、2000名を超える方がマルシェのサイトに訪れてくださいました。

オンラインショップでアイテムをご購入くださった方からは、「かわいいアイテムがたくさんあって、見ているだけで癒されました」「一目惚れして買っちゃいました」といった嬉しいお声をいただきました。

先日、ポーチをご購入くださったお客様と直接お会いしたら「今、使ってますよ」とわざわざカバンから取り出して見てくださったことも。

出品者さんをよく知っているだけに、「あの人の商品が、実際にお客様にご愛用されている！」とうれしかったです。

個人的にわくわくしたのは、出展者様のアイテムを組み合わせて使ってみることでした。下の写真は広島県福山市の篠原テキスタイルさんのデニム生地に、岡山県備前市の藤田さん、一陽窯さんの備前焼、そして香川の栞やさんの読書セット（栞、お茶、六角スコーン）を配置したものです。

大好きな作家さんたちの作品を組み合わせて使うと、なんだか作家さんの分身が目の前で出会っているような気持ちになります。お互いがお互いの魅力を引き立てあって、より輝いて見えるのです。そして全体で、とても素敵な「空間」を作り上げている。人と人との出会いも同じなのかもしれないなと思いました。いつか、このアイテムを作ってくださった作家さん同士が、リアルで出会って話をする機会があったら、どんな素晴らしいものが生まれるんだろうなと思います。

そんな理想をがいつの日か現実になることを夢見ながら、今回私の元にやってきてくれたアイテム達を大切に使っていきます。

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せとかわデニムサンクスマルシェ

日程：2020年5月30日（土）～6月7日（日）

企画運営：瀬戸内かわいい部／せとかわデニムプロジェクト

協力：小川凜一、砂田智香、奏デル

＜出展者ラインナップ＞

せとかわデニムプロジェクト（瀬戸内デニムピクニックシート）

EVERY DENIM（デニム雑貨）

篠原テキスタイル（デニム雑貨）

itsuka glass works（ガラス小物）

YOKARO（アクセサリ・小物）

鈴木ヘレン（写真・ZINE）

栞や（読書セット）

Shanti（旅のお土産・デルフト焼き小物）

ミネラル（焼菓子）

Dinosaur Tree（焼菓子）

Ikumi∞（洋服・小物）

pokomoko（バルーン）

ムティ（オリジナルイラスト雑貨）

BIZEN PRODUCT（備前焼）

kami/ なみえゆい（デニム封筒・WS）

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せとかわデニムサンクスマルシェ企画：みなみ

マルシェサイト構築：みなみ

マルシェ商品情報入力：ゆゆ、なつき

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「せとかわデニムプロジェクト」は、「瀬戸内かわいい部」と「EVERY DENIM」がコラボして立ち上げた商品開発プロジェクト。

瀬戸内のデニムを「かわいい」という切口から見つめ直し、倉庫に眠るB反を活用した新しい商品を作るというミッションを掲げ、2019年春にスタート。商品の企画～販売を通じてデニムや瀬戸内の魅力を発信することをめざして、瀬戸内にゆかりを持つメンバー16人といっしょに活動してきました。  

そして今春、企画商品「瀬戸内デニムピクニックシート」を発売。5/30(土)~6/7(日)「せとかわデニムサンクスマルシェ」をフィナーレに、プロジェクトとしてのゴールを迎えました。