せとかわデニムプロジェクトSeason2新メンバー座談会

せとかわデニムプロジェクトSeason2も残りあとわずか!

2020年秋から始まったSeason2では、3人の新メンバーが新たに加わってくれました。

何がきっかけで参加したの?プロジェクトの裏側はどうだった?参加してみての感想は?3人のメンバーに話をうかがってみました!


◆akina デニムの町・児島出身。普段はWEBの編集者として活動。Season2ではZINE全体の構成を担当。「食」に関する情報ならおまかせ!

鈴木ヘレン 小豆島出身のアートディレクター&フォトグラファー。Season1の商品撮影をしたことがきっかけでプロジェクトに参加。Season2のメインビジュアルの撮影や、ZINEやLINE@のカードデザインも担当。

yukiko 2020年に香川にIターン移住。同じ香川在住メンバー・まみこさんのWEB記事で瀬戸内かわいい部の存在を知り、プロジェクトに参加。Season2の商品在庫管理や発送手配など、お客様と商品をつなぐパートの要として活動。

インタビュアー:mamiko


ーせとかわデニムプロジェクト(デニプロ)に参加したきっかけは?


akina 最初に関わったきっかけは、瀬戸内かわいい部が毎月配信していた「今月のせとかわ」のライターとして参加したことでした。地元が児島で元々デニムが身近でしたし、デニプロはSeason1から知っていて興味があったので、とても嬉しかったです。


yukiko 2年前に主人の地元である高松に家族で移住してきたのですが、関西出身なので瀬戸内のことを全然知らなくて。「瀬戸内の素敵なところをもっと知りたい、好きになりたい、そして日々もっとワクワクしたい」と思っていた時に、運営のmamikoさんを通じてせとかわを知りました。


ヘレン 私は、Season1からデニプロの存在は知っていて、参加したかったのですが、子育て真っ最中で断念。そんな中、縁あってカメラマンとして交流会などに呼んでいただくようになり、Season2からは瀬戸内かわいい部全体の運営として関わっています。

ーせとかわデニムプロジェクトに参加してみての感想、驚いたことがあれば教えてください。


akina 最初は、毎週夜遅くにミーティングをすることや、Slack(オンラインコミュニケーションツール)の文章量・熱量に驚きました。メンバーそれぞれ家庭や仕事があって、その合間にやっていることなのにこんなに活発に活動しているんだって。

ヘレン 子どもがいる組は寝かしつけ後が動きやすいので、気がつけばそこにミーティングの時間も合わせてもらっていて、本当にありがたいです。


akina むしろ今はそれがスタンダードというか(笑)。活動が楽しくなってきて、関われて幸せだなあと感じています。


yukiko Season2の、しかも途中参加だったので、最初はピクニックシート自体想像しにくいところがありました。でも関わっていくうちに、これだけメンバーの住んでいる距離が離れているのに、細かいところまでこだわって、かつ自信を持って「かわいい!」と言えるものを作っていることがわかり、これは本当にすごいなと思いました。

akina メンバー1人1人が、商品について愛をもって語れますもんね。


ヘレン そうそう。それに仕様書が書ける人がいたり、広報ができる人がいたり。いろんなプロフェッショナルが集結しているんですよね。ここのみんなとなら何かできそう!何かしたい!そう思わせてくれるメンバーが集まっているんです。


yukiko 運営チームの丁寧なコミュニケーションのとり方も素敵で、関わりたいと思わせてくれるんですよね。


ヘレン メンバー間も誰かがリーダーではなく、みんなの意見を聞いて、みんなで答えを出していくというスタイル。受け入れてくれるからこそ、いろんなことを試したくなる、そんな場所だなあと思いました。

それに、参加する前から、せとかわの瀬戸内のいいものを発信しようとする姿が魅力的だったんですよね。参加してみたら、地元のいいところが見えるようになってきたというのも、自分にとっては驚いたことの一つです。


ーSeason2のコンセプト「広げる、広がる、わたしの世界」を感じたことはありますか?

ヘレン 実は私……ビジュアル撮影の時、シャッターを切りながらSeason1のコンセプトである「わたしたち、はどこへだって行ける」は、Season2にはしっくり来ないかもと思っていました。それを実はメンバーも感じていて、しっかり議論する流れになったのは、すごいなと感じました。


yukiko コンセプトアイデアを絞り込んでいく時間も楽しかったですよね。


akina しっくりくる感覚を見つけられた時は気持ちよかったです。

ヘレン そうそう、沸いたよね(笑)。個人的にこのコンセプトはSeason1のアンサーなのかな、という思いもあります。「私たちはどこへだって行けるからこそ、今はそれぞれの時間を楽しむ、自分軸を大切にする」というアンサーというか、コンセプトなんだなって思いました。

※Season2を行った2020年〜2021年は新型コロナウイルスの影響で、メンバー同士が会ったり、誰かを招いた企画をするのが難しい状況でした。


akina 私は「自分次第で、どこにいても世界は広げられる」と、今まさに感じています。実は以前は転職して上京しようと思っていたんです。けれど、コロナでなかなか行ける状況にならなくて。せとかわやDENIM HOSTEL floatさんと関わることで岡山でも世界を広げられると感じるようになり、東京に行かない選択をしました。


yukiko 私も同じです!東京から香川にきてせとかわに参加して、パッと世界が広がりましたね。いろんな方と知り合えたし、こんな働き方があるんだ、こんなお店があるんだって、自分で踏み出したことで世界が広がっていきました。広がった上に、これからも何か起こるんじゃないか、楽しいことがあるんじゃないかっていう期待や希望もある状態。これからも私の世界は広がっていくんだろうなってワクワクしています。



ー瀬戸内の好きなところを教えてください。


akina よく児島のDENIM HOSTEL floatから海を眺めているのですが、雨の瀬戸内海がすごく落ち着くんですよね。晴れの日も好きなんですけど、モヤがかかって香川側が見えなくて海と空が混じりそうな曖昧な色味が好きなんですよね。空も朝日も夕焼けも特にマジックアワーもいつみても感動的で。子どもの頃はなんとも思っていなかったのに(笑)。いろんな表情を見せてくれるのが本当に好きです。


yukiko とにかく空が広いことが大好きです。東京から香川にきて、空を眺めることが増えました。以前住んでいた東京の写真を見返したら、大きな建物で空が小さく見えたんですよね。その時は全く気がつかなかったのですが。もうすでに東京の地名を聞いても懐かしさすら感じるくらい、香川に馴染んだなって思います。ー人の時間も緩やかで穏やかな感じがしますよね。


ヘレン わかります。あると思います。私は小豆島出身なんですけど、島時間というのがあって。沖縄の人って時計がない感じの生活をしているって言うんですけど、小豆島もあるんですよね。船の時間に合わせて動いてる、みたいな。
あとは、みんなが繋がってる。あの人もこの人も知っていてネットワークがすごい。私の知らない人が私を知っている。それが大嫌いだったんですよ。でも、人との繋がりを大切にしているせとかわに入って、それが心地よく感じるようになったんです。知っている人の活躍が自分のことのように嬉しくなる、それが瀬戸内って言うコミュニティの中でのコミュニケーションなのかなと。それが都会とは違う、人との関わり方の楽しさなのかなと思っています。


ーakinaさん、ヘレンさん、yukikoさん、ありがとうございました!


何を隠そう、瀬戸内かわいい部はほんの少しだけ勇気を出した人たちが集まったコミュニティ。ちょっとだけ踏み出せば、いろんな世界が広がることを、3人の言葉から改めて教えてもらったような気がします。みなさんにも、そんなことをプロジェクトから感じてもらえたら嬉しいです。


※この座談会は、せとかわデニムプロジェクトSeason2で制作したZINE「はじめまして、おかえり」に掲載した内容の再録です。

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